ロードバイクのあれこれ

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JSPORTSで放送!アイアンマン世界選手権ハワイの魅力

      2018/11/03

引用:Triathlon Magazine Canada

自転車180kmを平均42~43km/hで巡行。後続とは12m空けて風よけなしの単独走行

しかもこのあとにフルマラソンがあるので、脚をためつつこのスピード。

もっと言えば、自転車の前に水泳3.8kmをすごいスピードで泳いできたことを考慮すると、まさに鉄人!

 

 

水泳3.8km 平均1分20秒/100mペース

自転車180km 平均時速42~43km/hペース ドラフティングなしの単独走

フルマラソン42.195km 平均キロ3:50ペース

 

 

JSPORTSで放送!アイアンマン世界選手権inハワイ トライアスロンロングディスタンス

トライアスロンの聖地

それはハワイ島コナ KONA

毎年10月に行われるアイアンマン世界選手権(IRONMAN World Championship)の開催地です。
※プロカテゴリーとエイジカテゴリー(アマチュアカテゴリー)があり、一般人も参加資格さえ得られれば、出場できます※

アイアンマンコナとも呼ばれています。もしくはトライアスリートの中では単にコナとも。

そんなアイアンマン世界選手権2018がなんとJSPORTSオンデマンドサイクルロードレースで視聴できるようになりました。

冬のローラートレーニングのパートナーに最適です!!

ハワイ島コナで開催されるアイアンマン世界選手権

 

スイム 3.8km

バイク 180km

ラン 42.195km

合計 226km

 

を連続して行う競技。それがトライアスロンの最高峰、アイアンマンです。

実はトライアスロンはオリンピック競技だったりします。
※オリンピックでのトライアスロンの距離はスイム1.5km、バイク40km、ラン10km 合計51.5kmです。

>>誰でも完走できる!人生で一度は挑戦したいアイアンマンレースの魅力

アイアンマン世界選手権2018優勝者はパトリック・ランジ(ドイツ)

このパトリック、実は昨年も優勝を果たしました。

その時は、優勝最有力のフロデノ選手の脚が途中で止まるアクシデントがあったにも関わらず、パトリック選手のランは驚異的な速さでコース記録を塗り替えたほどでした。

アイアンマン世界選手権2017の大会記録は

パトリック・ランジ 8:01:40(スイム48:45、バイク4:28:53、ラン2:39:59)

アイアンマン世界選手権2018優勝タイムは

パトリック・ランジ 7:52:39(スイム 50:37、バイク 4:16:05、ラン 2:41:32)

そして、今年はなんと8時間切りを達成(大会新記録)

全体的な結果を見てバイクパートでの風の影響がうまく働いたことは予想できますが、まさかここまでとは!

なんせ、ハワイの10月はまだ灼熱ですよ。灼熱の中、このスピード。脱帽です。

そんな中たたき出した大会新記録!

しかも、同じドイツ出身のバート選手も8時間を切るという、2018年はまさかの8時間切りが2人もでました

最近のオリンピックのトライアスロンでも高速化が甚だしいのに、まさかアイアンマンという長距離でも高速化が顕著に。

2018アイアンマン世界選手権ではスペインのゴメス選手も参戦するということで、注目を集めていましたが、総合11位。

今年が初めての世界選手権なので、来年以降に期待です。

JSPORTSでも放送??2019年アイアンマン世界選手権inハワイコナ出場選手予想

2019年アイアンマン世界選手権では

 

  • パトリック・ランジ(アイアンマン2冠王者)
  • ヤン・フロデノ(北京オリンピック金メダリスト、2016年アイアンマン世界王者)
  • ハビエル・ゴメス(ロンドンオリンピック銀メダリスト)
  • アリスター・ブラウンリー(リオオリンピック金メダリスト)
  • アンドリュー・タランスキー(元ロードレーサー キャノンデールドラパックのオールラウンダー)
    ※出場条件を満たす必要あり※

 

2019年アイアンマン世界選手権inハワイコナは上記の最速トライアスリートたちが揃う可能性があるのでワクワクがとまりません。

バイクパートこそ魅力!JSPORTSでアイアンマン世界選手権を見る!

サイクルロードレースだけを視聴している人にこそ必見なのがこのアイアンマン世界選手権です。

その理由とは

高速単独ペース走での動作分析がしやすく、特徴がつかみやすい。

サイクルロードレースは安全上、コース幅上などの理由で選手の側面から撮った映像が少ないです。

しかし、アイアンマンはレースやルールの特性上、バイクカメラが選手の側面から撮っている映像が多いです。

これは何を意味しているか?

多くの選手の身体の使い方を比較して分析できる。

サイクルロードレースにおいて、独走力は必須です。

ローラー台で必死にトレーニングするのはベースとなる脚力つまり単独走のアベレージ(速度、パワー)をいかに上げるか。

そのためだと言っても過言ではありません。

その基礎となる独走力に特化したのが、アイアンマンのプロ選手たちです。

長丁場なレースにおいて彼ら彼女らはいかに少ない労力で高いパフォーマンスを発揮するかに命を懸けています。

さまざまな選手を側面から撮っている映像を見ていると、多くの選手に共通する部分があります。

それがペダリングの際の腹部の凹凸運動です。

これはとても興味深く、左右に身体をゆするようなペダリングの選手もまっすぐに軸を通してペダリングする選手も、アンクリングしている選手もそうでない選手も、共通して腹部は同じ動きになっています。

これはいわゆる腹圧というもの。

しかし、この腹圧の考えは、静的ではなく動的なものです。
※雑誌は静的な腹圧を取り扱っている印象が強いです。

腹部の凹凸運動は腹筋群の随意収縮により、腹圧を高めることで、骨盤と連なる脊柱下部を固定し、腸腰筋の屈伸運動のスイッチング効率を高めている。また腹筋群の収縮と弛緩のリズムを刻むことで、より効率的な骨盤と下肢筋の連動によりスムーズな運動起始が可能になる。

というのが現時点での僕の考えです。

引用:サイクルマガジン

ペダリング(時計の動き)

引き足(7時~11時)→押し足(11時~1時)→踏み足(1時~5時)→巻き足(5時~7時)

 

簡単に言えば、腹筋を収縮弛緩させリズムをとることで、引き足から押し足でのパワーロス、踏み足から巻き足でのパワーロスを最大限少なくするということです。これにより出来るだけ少ないパワーで高速巡行が可能になるのではないか?

アイアンマン世界選手権を見ていてそう考えました。

この冬は腹筋でリズムを取りながら、ペダリング効率を高めたいと思います。

アイアンマン世界選手権の魅力!ハワイ島コナに集まる最速のロードバイク・最新のロードバイクパーツ

アイアンマン世界選手権は最新機材のお披露目の場でもあるので、かっこいいロードバイクや最新サイクルガジェットが登場します。

2018アイアンマンコナで注目のロードバイク(TTバイク、トライアスロンバイク)3選

ロードバイクのデザインがもはやロードバイクではないそれがスーパーバイク

CEEPO SHADOW-R(シーポ シャドウアール)

CEEPOは日本のトライアスロン専門バイクメーカー

なんとMADE IN JAPANです。

創業者自身がトライアスリートでもあり、エアロダイナミクスを常に追い続ける有名メーカー。

TTバイク以外にもロードバイクも販売しています。

TTバイクに限らずロードバイクのデザインもかっこよく、安心安全な日本製なので、みんなと被りたくないロードバイク乗りにはおすすめブランドです。

>>CEEPOの超革新的モデル「Shadow-R」がユーロバイク・アワードを獲得

 

VENTUM Z(ヴェンタムゼット)

VENTUMRACING(ヴェンタムレーシング)は2014年にアメリアフロリダでアスリートエンジニアのチームによって創業された、新進気鋭のロードバイクベンチャー企業です。

戦闘機やF1カーの技術やアイデアをトライアスロン界に持ってくることで、従来のデザインを一新する極限まで空気抵抗を減らした革命的なTTバイク(トライアスロンバイク)ヴェンタムワンが誕生しました。

そして数年の間にアイアンマン世界選手権でも使用されるトライアスロンバイクメーカーに。

>>VENTUM Z

 

DIAMONDBACK Andean(ダイアモンドバック アンディーン)

 

Diamondback Bikes(ダイヤモンドバックバイクズ)

名前は似ていますが、DIMONDBikes(ダイアモンドバイクズ)とは別のロードバイクメーカーです。

日本ではDIMONDをダイヤモンドって記載していますが、ダイモンドではないのか?

インディアナジョーンズを日本ではインディージョーンズと呼ぶみたいなことなのか?

それは置いておいて、Diamondbackはもともと主にBMXを作る自転車メーカーとして1977年に創業されました。

その後、マウンテンバイク、ロードバイク業界に進出。

ダイアモンドバックが生み出した革新的な技術がサスペンションです。その技術の高さでマウンテンバイク業界で数多くの成績を残しました。Diamondback Racingダイアモンドバックレーシング(DBR)というチームも創設。

そして満を持してトライアスロン業界にも進出しました。

>>Diamondback Andean

 

最速を目指して!トライアスロン競技でTTバイク・トライアスロンバイクが進化する理由とは?

サイクルロードレースでも個人タイムトライアルやチームタイムトライアルでTTバイクを使用します。

しかし、一般的なサイクルロードレースではUCI(国際自転車競技連合)の規定により、空気抵抗を極限まで減らしたロードバイク(TTバイク)は使用不可になっています。

これは資金力のあるチームと資金力のないチーム間の格差をなくすことで、それぞれのチームが平等に競い合う環境を整えるためです。

よって、サイクルロードレースでのTTバイクはトライアスロンで使用されているTTバイクとは別物と捉えます。

サイクルロードレースで使用されているTTバイクは大きな変化が起こりにくいですが、アイアンマンなどトライアスロンの世界ではさまざまな進化が起こり、常にいかに空気抵抗を減らすエアロダイナミクスを再現するかを追い求めています。

毎年、各社がさまざまなエアロダイナミクスを追求したデザインのTTバイクを発表するので、アイアンマン世界選手権はその意味でも注目を集めます。

ハワイコナで大注目!アイアンマン世界選手権で使用された魅力的な最新サイクルガジェット・ロードバイクパーツ

最新サイクルガジェット MORF TECHNOLOGIES 可変式・可動式エアロバー(DHバー)

アイアンマン世界選手権2018コナ バイクパート

見にくい画像ですみません。。。

いろいろ違和感がありませんか?

まずはブルホーンのブレーキがありません。

この子が手に持っている部分がブルホーンハンドルのブレーキです。

引用:TTっ娘

これがブルホーンと呼ばれるハンドルパーツ(プロファイルデザイン製)

もう一度アイアンマン世界選手権2018のバイクパートの画像です。

ブレーキを取り付けるブルホーン自体がないという驚きのエアロダイナミクス

どうなっているか?

 

引用:Bikerumor

 

答えはMORF TECHNOLOGIESの可変式・可動式エアロバー(DHバー)です。

従来のブルホーンをなくすことで、空気抵抗を減らします。

ブレーキをかけたい場合はこのように変形します。

従来のブルホーンとエアロバー(DHバー)の組み合わせでは、ブレーキングの際は一旦、ハンドルを持ち変える必要がありましたが、このMORF TECHNOLOGIESの可動式エアロバー(DHバー)はハンドルを持ち変える必要がありません。

まさにトライアスロンに特化した画期的なロードバイクガジェットです。

実際にアイアンマンコナで使用されている様子を見られるとは正直驚きでした。

>>MORF Technologies

アップライトの高いTTフォーム(DHポジション)

かなりアップライトなDHポジションです。昔はいかに低いエアロポジションを取るかが、正義とされていました。

現在はエアロポジションより、パワーが出しやすい、パワー効率の良いペダリングを再現できるポジショニングを取り入れる選手も多くいます

エアロポジションは身長、体格(手足の長さ)、柔軟性、好みで分かれ、人それぞれなので、答えはありません。

現在のトライアスロン(ロング、ショート関わらず)の流行はアップライトなDHポジションです。

アイアンマンなどのロング以外でもオリンピックディスタンスのトライアスロンでもアップライトで高めなDHポジションを良く目にするようになりました。

バイクパートで好成績を連発するフローラダフィー選手(現世界王者)が取り入れてから真似をする選手が増えた印象です。

流行??フローラダフィー選手(BER)のアップライトなDHバーポジション

Casper Stornesキャスパーストーンズ選手(NOR)のDHバーポジション

このバミューダではバイクパートで単独逃げ切り優勝しました。

同じくバイクで圧倒的な速さを誇るノルウェーのBlummenfelt(ブルーマンフェルト)選手も同じようなアップライトのDHポジションを採用しています。

流行しているアップライトで高いDHバーセッティングやポジショニングは個人的にはかなり好みです。

今後の参考にどうぞ。

最新ロードバイクパーツ 軽量カーボンクランク 3T TORNO LTD

引用:Bikerumor

軽量、エアロダイナミクスを追求したカーボンクランク。

それでが3T TORNO LTDです。

BBは各社規格に対応し、なんと自社工場で職人の手によりひとつひとつ手作り(ハンドメイド)されているという最高品質を誇るカーボンクランク。

その重さはなんと330g(世界第2位、2018年時点)

価格はなんと170000円!

※チェーンリングとBBは別売りです。

>>3T TORNO LTD エアロを徹底追求した1×専用超軽量カーボンクランク

まとめ

アイアンマン世界選手権が毎年、ハワイ島コナで開催されます。

そして今年からJ SPORTSオンデマンドでアイアンマン世界選手権がサイクルロードレースチャンネル(サイクルパック)で視聴できます。

アイアンマン世界選手権ではルールやコースの特性上、各々の選手を側面からとらえた映像が多く、効率の良いペダリングについて大きなヒントを与えてくれます。

TTポジションですが、動作の本質はロードバイクと同じです。プロトライアスリートはロードバイクでも高速巡行可能です。

アイアンマンコナではエアロダイナミクスを追求した最新鋭のTTバイク(トライアスロンバイク)が披露されます。

今回はCEEPO Shadow-R、VENTUM Z、DIAMONNDBACK Andeanの3種類のロードバイクに加え、可動式のエアロバー・DHバー、新しいカーボンクランク3T TORNO LTDを紹介しました。

このようにロードバイクの技術の進化やプロトライアスリートの異次元のスピード持久力を目の当たりにできるのが、アイアンマン世界選手権です。

J SPORTSオンデマンドの申し込み方法や料金は

>>サイクルロードレースを観る!どれがおすすめ?徹底解説!

J SPORTSオンデマンドでサイクルロードレースを観ている方は是非、一度アイアンマン世界選手権をご覧ください。

冬に入り、インドアトレーニングが多くなりますが、ローラーのパートナーとしてアイアンマン世界選手権もそうですがサイクルロードレースもおすすめです。

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アマゾン J SPORTS チャンネルではアイアンマン世界選手権は放送していません

※放送しているのはJSPORTSオンデマンドです※

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