湘南オープンウォータースイミング10kmOWS
2016/09/04
目次
チャリティ湘南オープンウォータースイミング2016 10kmOWS
・レース名
チャリティ湘南オープンウォータースイミング2016
・開催日時
2016年8月27日、28日(土・日)
・開催場所
逗子海岸~片瀬東浜
・天候
曇りのち雨
・距離
10km
・年齢
20代後半
・性別
男
チャリティ湘南オープンウォータースイミング2016 10kmOWS レースレポート
★制限時間について★
命に関わる競技なので、制限時間はシビアです。
1km20分。3km60分。5km100分。これをクリアできなければ強制回収です。
ゴールはスタートしてから3時間30分。でも片瀬東湾内に入っていれば、ゴールは開いているらしいです。完泳メダルは貰えるかわかりませんが、、、
参加人数431人、完泳343人、リタイア88人、完泳率79.6%でした。
★補給について★
補給地点は3km、5km、8km
この中で5km地点でエネルゲンを貰えます(原則ひとり一個です)。
3km地点、8km地点は水がもらえます。
ちなみに3km地点でもエネルゲンがもらえました笑。
この対応はすばらしいです!!
補給ボートは白いゴムボートでした(←この情報は重要)。
↓なぜ重要なのか↓
補給ボートだと思った船が監視船だったからです笑。もちろん補給出来ず。
レース前にスタッフに補給ボートの特徴と数を聞いたほうが絶対良いです。
補給ボートを見失った時点で計画が全て崩れたので、、、完泳には補給がちょー重要です!!
★補給食について★
僕はショッツとパワージェルを1個ずつ水着のウエストの部分に差し込んで、泳ぎました。
スイムキャップに入れてゴーグルのひもで留めている人やロングジョン水着を着用している人は脚の裾(くるぶしあたり)に収納していました。
補給食を持っていない人も多かったですが、絶対に持っていった方が良いです!!
なぜなら、補給地点を見つけられないからです笑。
最悪、ライフセーバーやジェットスキーのスタッフに声を掛けて、つかまらせてもらって補給が出来るので。
★前日★
8月26日(金)前日受付が必須なので、前日入りしました。
神奈川県の藤沢駅近くの体育館で受付しました。
ポスターやのぼりが見つけられなく、少し迷いましたが、大きい体育館の南側にある施設が受付会場です。
受付のみで説明会みたいなものはなかったので、直ぐにすみました。
何といっても、普通のサラリーマンや年配の方もおり、結構驚きました。
8月27日(土)はOWS10km部門だけ開催されます。
↑ゴール地点まで運んでくれる参加賞のバックです
★レース当日★
当日は9:00スタートですが、逗子駅に6:30に到着しました。
そこから徒歩で10分くらいです。
会場にはすでに30人以上選手が集まっていました。
ここで、ビーチサンダルを忘れたことに気付く。スニーカーは不便です。
ビーチサンダルは必須です笑。
天気予報は午前中が降水確率60%、午後は30~40%で微妙でした。
ゴールしてから雨が降り出したので、良かったです。
ちなみに、参加人数は431人!!
10kmを泳ぐ猛者が400人以上とは!!
ちなみに参加条件!?参加要件!?に10kmを完泳できる泳力を要するみたいな文言があったので、初心者はほとんど参加していないと思います。
波は穏やかとのこと。
かなりコンディションは良好らしいです。
ゴールは遠くに見える江の島のふもとのビーチです。
ウォーミングアップでは、クラゲに刺されたので前途多難な予感が、、、笑。
海を見た感じはクラゲは一匹も肉眼で確認できませんでしたが、沖にはポニョの集団がいるのかも。。
ウォーミングアップ後にクラゲ避けと日焼け止めを合わせたシーセーフという秘密兵器を身体に塗ります。
これはかなり真っ白になります笑。ウォータープルーフ効果は高そうかな。
ちなみにウォーミングアップ前にも少し塗りましたが、塗っていない脚がさされたので、効果はあるのかな~と思います。たまたまかもしれませんが。(友人談)
ちなみにレース中は3~4か所程度刺されたくらいでした。(もっと刺されるもんだと覚悟していたので、思ったより少なかったかな~)
クラゲの群れに出くわさなかったからよかったのかも。
もし海流に乗ってクラゲの群れと鉢合わせしたらTHE ENDです笑。
★10kmOWSレースレポート★
スタート地点は一番後方から。400人目くらいかな笑。
今回は完泳目的なので。
スタートは浜辺からでもなく、水中で浮いた状態からのスタート(フローティングスタート)でもなく、腰のあたりまで水に使った状態でスタート。
最初は逗子湾内を一周してから、片瀬東浜にむけて、海岸線に沿って泳ぎます。
目視できるのは、ブイ4個と3キロ地点、4キロ地点のヨット一隻ずつです。
一番後方からスタート。
2キロ地点くらいまで、ごったがえしており、前に行こうと思っても、前に行けない状態でした。
自分のペースで泳げない、人に当たる押される等、結構ストレスです。
前方に位置取りしておけばよかったと後悔しました笑。
ちなみにすぐ前で泳いでいる人が1キロも行かない所で緊急用の浮き輪を使用しており、ちょっとびっくりしました。パニックになって過呼吸や脚でもつったのかな~
逗子湾を出てから人ごみは徐々になくなります。
3キロ地点で白いゴムボートにつかまり給水をして、泳ぎだします。(エネルゲンも配布してもらえましたが、僕は自分の計画がありもらいませんでした)。
ここで、エネルゲンをもらっておけば、、、全てはあとの祭りです。
次の補給地点は5キロなので、5キロを目指してひたすら泳ぎます。
この時は波も穏やかで、さらに集団で泳いでいたので、不安もなく気持ちよく泳げました。
ちなみに水質はあんまり良くないです笑。
5キロが近くなって、補給ボートがちらほら見えてきました。
1個目のボートは少し迂回しないといけないので、ここはパスして2個目、3個目のボートで補給をしようと思っていました。
そして、たまたま近くにいたライフセーバーの方に補給ボートの位置を教えてもらいました。
ここからが、地獄の始まりです笑。
ライフセーバーの指差す方向に一隻の赤?黄色?みたいな旗をたてている船が浮いていました。
おっ、あれか!!
結構、距離があるな~と思いその船まで泳ぎ始めました。
し、か、し、 いくら泳いでも全く距離が縮まりません。むしろ離れて行く!?
何度も平泳ぎで船の位置を確認しながら、いろいろな疑念が降ってきましたが、5キロで補給をするという計画(を守ろうとする信念)とライフセーバーの言葉を信じてひたすら泳ぎます。
やっとのこさ、船の近くに行き、やっと補給が出来ると思い、ほ、ほきゅ~と声を絞り出しのも束の間、お疲れさまです~補給ボートはとっくに過ぎましたよ~と元気な声が帰ってきました。
僕の目指していた船は補給船ではなく監視船みたいな船でした。
しかも距離を聞くと現在、まさかの6キロ地点という、、、
そりゃ~よく泳いだ訳だ笑。
てか、なんで補給ボートが移動するねんって話ですよね笑。普通に考えればわかることですが、さすが、海のど真ん中という非日常、思考がバグっていました笑。
仕方ないので、次の7キロ地点の方角を聞き、再度スタート。
完全に計画が崩れました!!
いや、実は泳ぎ出してすこししてから、立ち泳ぎで補給するしかないと思い立ち、補給を試みるも
ツルっと手を滑らして補給食はまさしく海の藻屑となりました。
なかなかの絶望感です笑。
しかも、すでに迂回しまくっているため、周りに人の姿がない。
漂流です笑。
でも、進むしか道はありません。
ひたすら、空腹の恐怖におびえ、泳ぎます。
やっとちらほら人が見えて来て、安心です。
何人かは僕の後ろでドラフティングを試みようとしていましたが、いかんせん、僕は道を見つけられずにいたので、かなり蛇行していたと思います笑。
そして、結局7キロ地点のヨット、8キロ地点のヨットと補給ボートが見つからず、気がつくとへろへろの状態で9キロ地点のヨットに到着。
残りの1キロはとてつもなく長く感じました。
泳いでも泳いでも一向にたどりつかない笑。
東片瀬湾に入ると水質も悪くなり、さらにクラゲに出くわしました。
というか、掴みました、、、右手をエントリーした直後、まさしくクラゲをキャッチしましたよ!!
あの感覚は忘れられないですな。まだ、手に残っています。
そしてプルでクラゲを身体に引き寄せ、わき腹を刺されました笑。
湾内のほうがクラゲが多いのかもしれません。逗子湾内でも刺されたな~
東片瀬湾はサーファーが多くて有名な浜みたいです。
3~4回、すごい波にさらわれました。昔やったサーフィンの記憶がよみがえりますが、なすすべもなくあるがまま、流されて行きます。
幸運なことにゴールめがけて流れが出来ていたので、あの時は100m1分を切るペースで泳げた??のではないかと思います笑。
はたから見たら波に飲み込まれているだけですが、、、いいんですよ!
やっと浜辺へ上陸するとゴールゲートまでダッシュです。
パッ見ると後方に誰もいなかったので、競り合いになることもなくゴールしました。
砂浜にあがってから走って追い越しても大丈夫なルールなのですが、それって泳力と関係ないので、砂浜での追い越しは出来る限り禁止にしたほうがベターじゃないのかと個人的に思いました。
さてさて、制限時間内に戻ってくることができて良かったです。
結局、ハンガーノック寸前でヘロヘロ。しかも、500m以上は余分に泳いだ気がします。。
時計の着用禁止なので、トライアスロン用のガーミンを投入することができませんでした。
順位は真ん中より上なのでまあまあです。
でも、いろいろと面白い経験が出来ました。
来年は今回の経験を糧にして、もっと順位を狙いに行きたいです。
以上、ご拝読ありがとうございました~