おすすめ!次の日に疲労を残さない身体メンテナンス方法
2017/11/08

By: Hotel Arthur
目次
レース後のメンテナンス論
レースや高強度のトレーニングは身体にすさまじいストレスを与えます。
ほとんどのレースは日曜日に開催されていると思います。
翌日の仕事に支障がでないように、レースやトレーニング後は身体のメンテナンスは必須です。
そこで、僕が毎回実践しているメンテナンスという名のトレーニングについてお伝えします。
ズバリ、サウナ水風呂トレーニング!!
サウナ水風呂トレーニング
レース後は毎回、スーパー銭湯や温泉に行きます。
お風呂に入って身体を温めるだけでも、血流循環がよくなり、身体に溜まった老廃物の処理が効率的に行われます。
では、サウナと水風呂の効果を運動生理学的にみていきたいと思います。
交代浴!?
サウナと水風呂の原理はリハビリで使用されている交代浴という考えと全く同じです。
交代浴とは痛みや運動機能障害にアプローチする際に用いられます。
簡単に言うと、脚や腕を温水と冷水に交互につけることで、血流循環が改善し痛みが緩和したり、身体がほぐれるということです。
僕はリハビリをやっているので、よく患者さんにやってもらいます。
リハビリの手技等で身体のこわばりや痛みを取ることはしますが、再現性が高く汎用性があり効果が一番高いのが、そのような小手先のことではなくて温めることだと思っています笑。
※あくまで僕の見解ですが笑。
サウナ水風呂と筋トレの関係
さて、このサウナと水風呂の交代浴でやっていることの原理原則は筋トレそのものなんです笑。
血管とはつまり筋肉です。
血管は意識的に収縮できない平滑筋に分類されています。
交代浴は筋肉(血管)の収縮と弛緩を生理的に引き出します。
交代浴の利点
・意図的に循環を促進し、疲労物質の処理・排出がスムーズに行われる。
・血管を意図的に動かしている!?ので柔軟な血管を保つことが可能。
・心筋梗塞等の原因となる動脈硬化の予防
学術的な論文を見つけることができませんでしたが、血管の筋肥大の可能性もあると個人的には考えています。
具体的に
レース後
サウナ10分~15分、水風呂3分~5分程度
3~4セット行います。
これをすると次の日、筋肉痛や身体のだるさはほとんどないです。また、快眠できます。
是非、試してください。
注意事項
レース直後に行く場合は最初に水シャワーか温度が低いお湯でシャワーをすることをおすすめします。なぜなら、身体を酷使することで筋肉は炎症をおこしているので、まずは冷やすことが先決だからです。
※炎症…痛み、晴れ、赤み、熱感、機能障害(身体が上手く動かせないこと)
また、あきらかに怪我をしている場合も、身体を温めるより先に身体(炎症部位)を冷やしてください。
炎症が引いてくれば、サウナ水風呂トレーニング開始です。
心疾患がある方には要注意
心疾患のある方は急激な血管の収縮と弛緩(交感神経、副交感神経に影響)は心スパズムという痙攣のきっかけになるので、注意してください。
普段から運動を行っている方で健康診断(心電図)で心臓に異常があり再検査が必要と言われた方は基本的に大丈夫だと思います。
異常の種類が期外収縮による不整脈、除脈(脈拍回数が極端に少ない)と言われたかたです。
※大丈夫と言っても、もちろん再検査をおすすめします(特に40~50代の方は)
これらの原因はたぶんスポーツ心臓だと思うので。もし再検査するのなら心電図ではなく、心エコーをおすすめします。心筋梗塞等の心疾患とスポーツ心臓との鑑別が比較的容易なので。
スポーツ心臓については後日、詳しく書きます。心肺機能向上を狙うならスポーツ心臓を目指すべきなので。心臓も筋肉なので鍛えることが可能です。特に持久力向上を目指すには心臓を狙って鍛えることも可能です。
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